松本市と塩尻市の境にある桜井畜産牧場は、約1,800頭を飼育する県内最大の黒毛和牛専門牧場です。清冽な空気とアルプスの伏流水、厳しく衛生管理された清潔な牧舎で、宮崎産の良質な血統を誇る子牛を２年間肥育。その味は2016年の「第１回銘柄牛好感度コンテスト」で日本一を獲得するなど折り紙つき。牧草や稲わら、穀物、ミネラルなどの飼料を成長段階ごとにベストな割合でブレンドし、一頭一頭の顔を見ながら与えることで「内臓から健康で元気な牛」を育てています。

「信州上田地どり 真田丸」は、成長が遅く濃厚な食味のシャモと、柔らかな肉質のプリマスロックから生まれた地元のブランド鶏肉です。「昔、庭先で自由に虫をつついていた鶏の旨さを再現したくて、平飼いで120～140日育てています。手間も時間もかかるけど、一度この味を覚えるとやめられないね」と笑うのは、全国でただ一人、真田丸を生産する大沢重夫さん。養鶏場がある塩田地域は乾燥した気候で、鶏が健康に育つそう。「焼いたらまずは塩胡椒でシンプルに。絶品だよ！」

５月から10月の間、当店では御代田町にある株式会社ベジアーツさんのレタス・グリーンリーフ・サニーレタスを使っています。浅間山麓に60か所ある畑を土壌分析し、それぞれの土質に合わせた有機肥料を使用。甘み・香り・食感がピークを迎える、わずか３日の収穫適期に出荷できるよう、細心の注意を払って栽培されています。大半が首都圏に出荷され、地元のお店に名前が出ることは稀なベジアーツの野菜たち。ひと口頬張れば、未体験の味と鮮度に信州人でも驚くはずです。